京都には国から指定を受けた伝統的工芸品(西陣織、京くみひもを含む)が17品目あり、
京都市の条例によって74品目が伝統産業として定義されている。
京都市において重要な産業であり、守らねばならない。
その多くは手仕事で手間のかかる仕事。これは現代人が極めて苦手とする作業で、
伝統の技を伝統の手順で障害者が行う余地は多い。
機械化、グローバル化による海外生産 → 偽物が代替
価値がわかる人・購買する財力のある人の減少 → 需要が減少
産業が衰退し、後継者難となっている
・後継者難を障害者の労働力でカバーするのが伝福連携
障害者だけでは対応できないことが多い = 一般就労では難しい
・主役は障害者であるが
重要な役割を果たすのは職員 = B型事業所だからこそできる
【1】 現在の利用者の能力を遺憾なく発揮する
【2】 将来に向けて利用者の能力を可能な限り伸ばす
【3】 世の中に貢献する
【2】 の結果、貢献度が高くなる
どの能力を伸ばすかという選択が重要 → 伝福連携
【4】工賃が稼げる
【3】 の貢献度が高いほど、高い工賃が稼げる
・やる気ある能力の高い障害者を確保する
支援校に伝統産業課を設置し、特別の訓練をして早くから進路を決める
・一般就労に負けない高い工賃を確保する
施設の仕事の質を上げて売上を増やす
・能力のある職員を確保する
後継者の無い事業者から技術を引き継ぐ